結論
低用量ピルを毎日正しく飲んでいれば、中出し(膣内射精)でも妊娠の可能性は非常に低くなります。失敗率は正しい使用で約0.3%、実際の使用でも約7%です1。ただし飲み忘れ・服用後すぐの嘔吐や下痢・一部の薬との併用では効果が下がり、その場合は72時間以内のアフターピルを検討してください。
1正しく飲んでいれば、中出しでも妊娠率は低い
低用量ピルは排卵そのものを止める薬なので、膣内射精があっても妊娠しにくい仕組みです。他の方法と比べると次の通りです。
低用量ピル
約7%
コンドーム
約13〜18%
外だし
約22%
数値は1年間の妊娠率の目安。出典:CDC
| 避妊の方法 | 正しく毎回 | 実際の使い方 |
|---|---|---|
| 低用量ピル | 約0.3% | 約7% |
| コンドーム | 約2% | 約13〜18% |
| 外だし | 約4% | 約22% |
POINT
正しい使用の0.3%は、1年間で1,000人に3人ほど。中出しを過度に心配する必要はありませんが、約7%に上がるのは次の飲み忘れなどが理由です。
2避妊効果が下がる「例外」
3例外に当てはまるときの対処
上の例外に心当たりがあり、その状態で中出しがあったなら妊娠の可能性が出ます。心配なときは性交から72時間(種類によっては120時間)以内のアフターピルを検討してください。
4ピルとアフターピルは別物
毎日飲む低用量ピルは「ふだんの避妊」、アフターピルは「失敗したときの緊急用」です。役割が違うので、飲み忘れなどで不安なときはアフターピルという別の手段を使います。
5よくある質問
Q
ピルを飲んでいれば絶対に妊娠しませんか?
編集部
「絶対」ではありません。正しく飲んでも約0.3%、飲み忘れなどで上がります。
Q
1回飲み忘れただけでも妊娠しますか?
編集部
タイミングや前後の飲み忘れによっては排卵が起きることがあります。心配ならアフターピルや受診を。
6まとめ
低用量ピルを正しく飲んでいれば中出しでも妊娠率は約0.3%と低く、過度な心配は不要です。ただし飲み忘れ・嘔吐下痢・一部の薬との併用では下がります。当てはまるなら72時間以内のアフターピルを。
