結論
消退出血とは、アフターピルのホルモンが急に下がって子宮内膜が剥がれ、来る出血のことです(生理とは別物)。多くは服用から数日〜1週間後に起こり、茶色っぽく少量で、数日〜長くて3週間ほどで終わります。国内データでは服用者の約46%にみられ、これは薬が作用しているサインの一つ。ただし出血がなくても避妊の失敗とは限らず、最終的な確認は生理が来るか、来なければ性交から3週間後の妊娠検査薬で行います。
1消退出血はいつ来るのか
消退出血は他の副作用より遅れて来ます。吐き気や頭痛が当日に出るのに対し、出血は数日後からです。
1
服用当日
吐き気・頭痛・倦怠感が出ることがある(24時間以内に軽快)。
吐き気・頭痛・倦怠感が出ることがある(24時間以内に軽快)。
2
数日〜1週間後
消退出血が起こることが多い。茶色く少量が大半。
消退出血が起こることが多い。茶色く少量が大半。
3
数日〜3週間
出血が続く期間。徐々に終わる。
出血が続く期間。徐々に終わる。
4
生理予定日〜
予定どおり生理が来れば避妊できた可能性が高い。
予定どおり生理が来れば避妊できた可能性が高い。
POINT
出血のタイミングや量には個人差があります。「いつ来るか」より「次の生理が予定どおり来るか」で妊娠の有無を判断するのが確実です。
2消退出血と生理の見分け方
消退出血は生理とは仕組みが違うため、量や色に特徴が出ます。下が見分けの目安です。
| 項目 | 消退出血 | 通常の生理 |
|---|---|---|
| 時期 | 服用から数日〜1週間後 | 次の生理予定日ごろ |
| 量 | 少なめ | いつもどおり |
| 色 | 茶色っぽいことが多い | 赤〜暗赤色 |
| 意味 | 薬が作用したサインの一つ | 通常の月経 |
消退出血が来ても、それで避妊が確定したわけではありません。あくまで「ホルモンが動いた反応」で、最終確認は次の生理か検査薬です。
3出血がない・少ないときは失敗?
出血がなくても失敗とは限りません。国内データでも消退出血がみられるのは約46%で、半数以上の人には出血が起きません。
POINT
判断の基準は出血の有無ではなく生理です。生理が予定より1週間以上遅れたら、性交から3週間後を目安に妊娠検査薬で確認してください。
4こんな出血は受診を
5よくある質問
Q
消退出血は必ず来ますか?
編集部
必ずではありません。来るのは約半数で、なくても避妊できていることはあります。
Q
消退出血が来たら妊娠してないと考えていいですか?
編集部
可能性は高いですが確定ではありません。次の生理が予定どおり来るかで判断します。
Q
茶色い少量の出血が続きます。大丈夫?
編集部
消退出血では珍しくありません。ただ3週間以上続く・強い痛みを伴う場合は受診してください。
参考文献
- PMDA 医療用医薬品 ノルレボ錠1.5mg pmda.go.jp
- 日本産科婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針」 jsog.or.jp
