40代でも妊娠は十分に起こります。1周期あたりの自然妊娠率は40〜44歳で約5%、45歳以降で約1%です2。外だしは方法として1年に約22%失敗するため1、40代でも油断はできません。「もう妊娠しないだろう」で外だしに頼るのは危険で、妊娠を望まないなら閉経まで避妊が必要です。
140代の妊娠確率は前半と後半で大きく違う
同じ40代でも、前半と後半で妊娠しやすさはかなり違います。下のグラフは、妊娠しやすい時期に避妊なしで性交した場合の、1周期あたりの自然妊娠率の目安です。
| 年代 | 1周期あたり | 参考:1年では |
|---|---|---|
| 40〜44歳 | 約5% | 妊娠する人が一定数いる |
| 45〜49歳 | 約1% | 自然妊娠の限界とされる |
| 50歳〜 | ほぼ0% | 極めて稀 |
2外だしの失敗率は年齢で変わらない(約22%)
外だし(膣外射精)が「失敗しやすいかどうか」自体は年齢では変わりません。実際の使い方では1年間で約22%、つまり5人に1人が妊娠します1。抜くタイミングのずれや、射精前のカウパー液(我慢汁)に精子が混じることが原因で、何歳でも起こります。
| 避妊の方法 | 正しく毎回 | 実際の使い方 |
|---|---|---|
| 外だし(膣外射精) | 約4% | 約22% |
| コンドーム | 約2% | 約13〜18% |
| 低用量ピル | 約0.3% | 約7% |
3「40代=妊娠しない」は誤解
40代前半は決して妊娠しない年齢ではなく、とくに出産経験のある方(経産婦)は妊娠しやすい傾向があるとされます。「年齢的にもう大丈夫」と避妊をやめた結果の妊娠は、実際に起こっています。
440代以降は流産のリスクが上がる
妊娠が成立しても、年齢とともに流産率は上がり、45歳以上では50%を超えるというデータがあります3。卵子の老化による胎児の染色体異常が主な原因です。望む・望まないにかかわらず、高齢の妊娠は体への負担が大きいことも知っておく必要があります。
5妊娠したかも、と思ったら(72時間がカギ)
「ゴムなしで外だしした」「抜くのが間に合わなかったかもしれない」というときは、性交から早く動くほど妊娠を防げる確率が上がります。
6よくある質問
7まとめ
40代の1周期あたりの自然妊娠率は前半で約5%、後半で約1%。外だしの失敗率(約22%)は年齢で変わらないため、40代でも妊娠は起こります。妊娠を望まないなら閉経まで避妊を、心当たりがあれば72時間以内のアフターピルを検討してください。
参考文献
- Centers for Disease Control and Prevention (CDC). "Contraception." cdc.gov
- 日本生殖医学会「生殖医療Q&A」 jsrm.or.jp
- American Society for Reproductive Medicine (ASRM). "Age and Fertility." reproductivefacts.org
