結論
45歳は自然妊娠の限界とされる年齢で、1周期あたりの妊娠率は約1%まで下がります3。ただし「限界」は「ゼロ」ではなく、閉経していなければ妊娠は起こり得ます。外だしは不確実なので、妊娠を望まないなら避妊が必要です。なお45歳以上の妊娠は流産率が50%を超えます4。
145歳の妊娠確率は約1%、でもゼロではない
1周期あたりの自然妊娠率は、40〜44歳で約5%、45歳以降で約1%まで下がります。45歳は自然妊娠の限界とされますが、100回に1回ほどの可能性は残り、実際に自然妊娠の報告もあります。
20代
約25〜30%
30代前半
約25〜30%
35〜39歳
約18%
40〜44歳
約5%
45〜49歳
約1%
50歳〜
ほぼ0%
2「限界」と「ゼロ」は違う
「45歳が限界」は平均的に妊娠が難しくなる目安であって、ゼロという意味ではありません。生理(排卵)が残っているうちは、精子が入れば妊娠する可能性があります。
POINT
とくに出産経験のある方(経産婦)は妊娠しやすい傾向があるとされます。閉経まで避妊は必要です。
3外だしは避妊として不確実(約22%)
外だし(膣外射精)が「失敗しやすいかどうか」自体は年齢では変わりません。実際の使い方では1年間で約22%、つまり5人に1人が妊娠します1。抜くタイミングのずれや、射精前のカウパー液(我慢汁)に精子が混じることが原因で、何歳でも起こります。
外だし
約22%
コンドーム
約13〜18%
低用量ピル
約7%
避妊なし
約85%
数値は1年間の妊娠率の目安。出典:CDC/Trussell 2011
445歳以上は、流産・染色体異常のリスクが高い
妊娠が成立しても、45歳以上では流産率が50%を超えるというデータがあります4。卵子の老化による胎児の染色体異常が主な原因です。
5妊娠したかも、と思ったら
心当たりがあれば、72時間(種類によっては120時間)以内のアフターピルが選択肢です。早く飲むほど妊娠を防げる確率が上がります。
24時間以内
早いほど高い
72時間以内
一般的な目安
120時間以内
薬による
イメージ図。種類により使える時間は異なります。出典:CDC
6よくある質問
Q
45歳で妊娠する人は本当にいますか?
編集部
います。確率は低いですが自然妊娠の報告はあります。ただし流産率は高くなります。
Q
いつまで避妊が必要ですか?
編集部
閉経(最後の生理から12か月)が確認できるまでです。それまでは排卵が残ることがあります。
7まとめ
45歳の1周期あたりの自然妊娠率は約1%。低いですがゼロではなく、閉経していなければ外だしでも妊娠は起こり得ます。妊娠を望まないなら避妊を続け、心当たりがあれば72時間以内のアフターピルを検討してください。
参考文献
- Centers for Disease Control and Prevention (CDC). "Contraception." cdc.gov
- Trussell J. "Contraceptive failure in the United States." Contraception. 2011;83(5):397-404. PubMed
- 日本生殖医学会「生殖医療Q&A」 jsrm.or.jp
- American Society for Reproductive Medicine (ASRM). "Age and Fertility." reproductivefacts.org
